3月9日(木)に、オーケストラによる「学校訪問コンサート」を周南中学校の体育館にて開催しました。
この活動は、月見の里学遊館の主催事業として、目の前で生演奏を聴くことで、クラシック音楽の楽しさや素晴らしさを心と体で強く感じていただき、生徒たちの音楽文化への関心を引き出すことを目的に一昨年前から開催されています。
今回は初めての中学校訪問となり、中学生に合わせた選曲で、エルガーの「威風堂々」やベートーヴェンの「運命」などのクラシック名曲に加え、葉加瀬太郎の「情熱大陸」や映画音楽「ウェストサイドストーリー」なども演奏されました。「情熱大陸」の曲が流れると、テレビでよく聴いている曲のためか会場からざわめきが起き、それまで静かに聴いていた生徒さんたちは指揮者の手拍子に合わせて楽しそうに手拍子で曲へ参加していました。オーケストラと共演のコーナーでは「旅立ちの日に」を演奏に合わせて合唱し、卒業を迎える3年生を送り出す気持ちをこめて歌っていました。
来年度も市内の学校を回り、多くの児童・生徒さんたちに生の音楽をお届けできればと思っています。
2017.03.12