今年も「月見の里うさぎオーケストラ」による「学校訪問コンサート」が始まり、今日は袋井西小学校にお邪魔しました。
この活動は、月見の里学遊館の主催事業として、目の前で生演奏を聴くことで、クラシック音楽の楽しさや素晴らしさを心と体で強く感じていただき、子どもたちの音楽文化への関心を引き出すことを目的に毎年開催されています。
コンサートは、全校生徒と保護者が体育館に集まり、エルガーの「威風堂々」から始まりました。木管楽器の紹介コーナーでは「となりのトトロメドレー」が演奏され、思わず子どもたちが歌い出し、可愛い歌声を聴かせてくれました。また、金管楽器パートのラテン音楽「コパカバーナ」では、パーカッション奏者が学校の体育館にあった大きな紙の筒を即席の太鼓として持ち歩き、子どもたちの間に入って演奏し、子どもたちも先生方も楽しく音楽のリズムにのっていました。
恒例の指揮者コーナーでは、生徒2人と先生1人が指揮者になって、オーケストラを自由自在に動かしていました。
オーケストラの伴奏で合唱するコーナーでは、この日のために子どもたちが「袋井市歌」を練習し、子どもたちや先生方、保護者の皆さんとオーケストラが一体となって心に響く歌声を聴かせてくれました。
今年はクラシックの名曲に加えて、ラテンやアラブ、アニメの曲を交えながらのコンサートとなり、クラシック音楽は難しいという印象を吹き飛ばすあっという間の60分でした。
今年度は4校の小学校を訪問する予定です。
2017.05.02