10月22日に開催した「丸野綾子が魅せるドラマティックタンゴ」コンサートが無事終了いたしました。
当日はピアノ、バンドネオン、コントラバス、ヴァイオリンの演奏とKazzmaさんの歌と
エンリケ&Rikaさんのダンスを交え、盛大に開催されました。ピアソラ作曲のリベルタンゴやオブリビオン等約20曲の演奏と歌とダンスで観客を魅了し、2時間のステージがあっという間に終了してしまいました。
ご来場いただきましたお客様には、これからも学遊館自主事業にご来場くださいます様お願い申し上げます。
2022.10.23
10月1日(土)に、月見のカフェコンサート(クラシック)を文字・文/ものづくりのワークショップルームにて開催しました。
今回は同月10月23日(日)に行われるフランス料理のワークショップ「極上のフレンチ」のコラボとして「クラシックで旅するフランス・ヨーロッパ」というテーマで開催しました。当日のプログラムはフォーレやドビュッシー、マスネといったフランス人作曲家の作った楽曲を中心に組み、コンサート当日は極上のフレンチで講師をつとめる小久江次郎氏の紹介パネルを会場入り口に設置。音楽と料理という違ったジャンルでフランスを楽しめる、そんなコラボとなりました。
当日はゲスト出演者の原美千代様のYouTubeチャンネルの生配信もあり、熱のこもった演奏を皆様に楽しんでいただけたかと思います。
月見の里学遊館では、気軽に生の演奏に触れる場としてカフェコンサートを開催しています。次回はノスタルジックな音色が楽しめる二胡のカフェコンサートを1月21日に開催予定です。皆様のお越しをお待ちしています。
<10月1日(土)の月見のカフェコンサートの様子>
2022.10.10
月見の里学遊館開館20周年(2021年度)を記念してスタートした市民音楽劇プロジェクト。この市民音楽劇のダンスを5月のオーディションで選ばれた小学3年~中学1年生、10名の「ダンスチーム」が担当します。
6月からレッスンが始まり、ダンスチームのみのレッスン6回のうち5回が終了しました。
講師のRisa先生からは、1回目のレッスンから「きちんと挨拶をすること」「お返事をすること」が全ての基本と伝えられ、これができた上で、ダンスの上達があるというお話がありました。短時間で振付や表現を吸収しようと、毎回、こどもたちは一生懸命に取り組んでいます。
2月の音楽劇では「猿」役を担当しますが、単にかっこよく上手に踊るのではなく、「猿」らしさをダンスや体の動きで表現することを学んでいます。ダンスチームの登場も、どうぞ、お楽しみに。
★開館20周年記念 市民音楽劇プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください↓
市民音楽劇プロジェクト について|お知らせ|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
助成:一般財団法人 地域創造 支援:アーツカウンシルしずおか
2022.09.28
活動10周年を記念して開催された「映画をつくろう!の脚本学校」が8月28日(日)に終了しました。
参加者⼀⼈⼀本の脚本(15~20分)を完成させることを目標に、第一線で活躍されている袋井市出身の映画監督、池田千尋さんと月見の里学遊館、中高生の参加者自宅をzoomで繋げて、5、6月の計5回ご指導いただき、7月末に10人の脚本提出が終わりました。
5回のワークショップ中、池田監督から中高生たちには、脚本を書くということを通して、これから社会に出ていくうえで大切な言葉をたくさんいただきました。
最初の回では、自分の実感がない遠い話ではなく、自分の身の回り、自分が経験したことを書くことが大切であること、中高生の皆さんにしか描けないものがあることなどが伝えられ、課題として次回までに企画を作ってくることが伝えられました。その企画をもとに、プロットを書いたりして少しづつ脚本を書くことに入り、毎回、どういった意図がこの部分にはあるか参加者から聞きとり、どんな修正が必要か話し合いがありました。例えば、アニメやドラマで観たことがあることではなく、自分と向き合って自分の経験や想像を全て使って書くこと、自分の中の話ではなく、自分と他人の間で起こる話を書くことなどが伝えられました。
また、このワークショップの中で監督から伝えられたメッセージで何度か出てきた言葉は「世界は都合が悪いことが多く、他人と同じで変えることができないが、自分を変えることはできる。」という言葉でした。「映画をつくるということは自分自身に向き合うこと。」になるというお話しもありました。脚本を書くことで自分と向き合い、一生懸命考え抜くことで大きな成長があるのだと感じました。
選考会の8月28日には池田監督も袋井までお越しいただき、1人1人の脚本について講評をいただきました。そして、最優秀作品として高校2年生の新井誠太くんが書いた「玄冬」が選ばれました。
この作品は、この先、監督とのやりとりでブラッシュアップを行い、春休み開催予定の『映画をつくろうの映画』(⼦どもたちがスタッフとなり、プロのスタッフ指導のもと、静岡県袋井市周辺にて撮影)にて実写化する予定です。
中高生が中心となって「映画をつくろう!」10周年企画として作られる映画を今からとても楽しみにしています。
映画をつくろうの活動についてはこちらをご覧ください↓
主な事業・団体紹介|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
2022.09.16
月見の里学遊館開館20周年(2021年度)を記念してスタートした市民音楽劇プロジェクト。この市民音楽劇の合唱を「月見の里こうさぎ合唱団」が担当します。
こうさぎ合唱団は「クリスマスコンサート」の出演のために小学生を対象に5年前に結成され、一昨年度からは常設のこども合唱団として毎週土曜日に練習しています。去年12月のクリスマスコンサートでは、音楽劇のテーマソングである「耳をすまして」を披露し、現在は音楽劇だけでなく、クリスマスコンサート、磐田合唱祭などに向けて毎週練習を重ねています。
結成された当初は、一声で歌うことで精一杯でしたが、現在は二声でハーモニーをつくって歌うことができるようになりました。歌だけでなく人前で発表する練習もしたり、挨拶や返事、姿勢など合唱だけでなく生活するうえで大切なことも学んでいます。新しく入ってくるメンバーを優しく迎えたり、チームワークもできてきました。
こどもたちは最初に入ってきた時とは見違えるほど、歌を通して成長しています。
2月の音楽劇では「メジロ」役で歌を披露します。どうぞ、お楽しみに。
■昨年のクリスマスコンサートの様子
★開館20周年記念 市民音楽劇プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください↓
市民音楽劇プロジェクト について|お知らせ|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
助成:一般財団法人 地域創造 支援:アーツカウンシルしずおか
2022.09.12
毎年夏に、小中学生を対象に袋井市出身の池田千尋監督監修のもと開催しているワークショップ「映画をつくろう!」が今年も無事に全日程行われ、9月3日(土)に8チームが制作した映画の上映会を開催しました。
今年は全体的に謎解きやホラージャンルの映画が多いなか、人の不満をテーマにつくった「不満箱」や地球滅亡3分前の話を描いた「LAST EARTH」など、脚本がよく練られた内容の映画もあり、会場に集まった約100名の観客の皆さんは、今年もこどもたちの発想によって完成した映画に、考えさせられる時間となりました。
池田監督からは、各々の映画に対して講評をいただき、その中で、「映画の最初の時点と最後の時点で一番変化の起きる人というのが主人公であり、その変化に人は心を動かされる。そういう映画をどんどん撮ってもらいたい。」「たくさんいろんなジャンルの映画を観てほしい。」など、こどもたちの成長にとって大切な言葉をたくさんいただきました。
このワークショップの醍醐味は、こどもたち同士の関りや池田監督をはじめとする映画スタッフの皆さん、ボランティアの皆さんとの関りで、こどもたちは大きく成長するということです。その成長に、大人たちは元気をもらっています。また、来年も、こどもたちのたくさんの笑顔と変化に会えたら嬉しいです。
尚、作品は後日、「映画をつくろう!」YouTube公式サイト「映画をつくろう!の放送室」にアップされる予定です。お知らせでご案内しますので、しばらくお待ちください。
2022.09.06
有難うございました。
2022.08.29
2022.08.23
2022.08.22
毎年夏に、小中学生を対象に袋井市出身の池田千尋監督監修のもと開催しているワークショップ「映画をつくろう!」が今年も無事に全日程行われ、8月11日に終了しました。
暑い中マスクをしながらの撮影となりましたが、こどもたちは元気いっぱいです。順調に進まず話し合いをしていたチームも、その後、何事もなかったかのようにチームで撮影に臨んでいました。
そして、いろいろな困難にあいながらも、全チームが撮り終えることができました。「今年は撮り終われないチームが出るのではないか・・」という大人の不安をよそに、毎年、不思議とこどもたちは時間内に撮り終え、これが、こどもの力なんだと感じさせられます。
今年も、こどもたちを見守ってくださった看護スタッフ、ボランティアの皆さん、こどもたちに熱心に関わってくださった、池田監督、二宮助監督、映画スタッフの皆さん、本当に有難うございました。
上映会は9月3日(土)14時~17時に日程が変更となりました。
ぜひ、今年も、こどもたちの思いもよらない発想や心温まるシーンに出会っていただきたいです。
2022.08.21