毎年夏に、小中学生を対象に袋井市出身の池田千尋監督監修のもと開催しているワークショップ「映画をつくろう!」が今年も無事に全日程行われ、9月3日(土)に8チームが制作した映画の上映会を開催しました。
今年は全体的に謎解きやホラージャンルの映画が多いなか、人の不満をテーマにつくった「不満箱」や地球滅亡3分前の話を描いた「LAST EARTH」など、脚本がよく練られた内容の映画もあり、会場に集まった約100名の観客の皆さんは、今年もこどもたちの発想によって完成した映画に、考えさせられる時間となりました。
池田監督からは、各々の映画に対して講評をいただき、その中で、「映画の最初の時点と最後の時点で一番変化の起きる人というのが主人公であり、その変化に人は心を動かされる。そういう映画をどんどん撮ってもらいたい。」「たくさんいろんなジャンルの映画を観てほしい。」など、こどもたちの成長にとって大切な言葉をたくさんいただきました。
このワークショップの醍醐味は、こどもたち同士の関りや池田監督をはじめとする映画スタッフの皆さん、ボランティアの皆さんとの関りで、こどもたちは大きく成長するということです。その成長に、大人たちは元気をもらっています。また、来年も、こどもたちのたくさんの笑顔と変化に会えたら嬉しいです。
尚、作品は後日、「映画をつくろう!」YouTube公式サイト「映画をつくろう!の放送室」にアップされる予定です。お知らせでご案内しますので、しばらくお待ちください。
2022.09.06