7月27日から8月2日まで開催しました「映画をつくろう!」のワークショップで撮影した映画の完成披露上映会を10月9日メロープラザにて開催し、およそ170名の方が観覧しました。
Aコース5チーム、Bコース4チームの作品が上映され、子供たちは他のチームの映画の感想を述べ、今年も大人が考えつかないような子供たちのコメントの数々に驚かされました。
同じようなテーマが例年いくつかあるなか、今年の特徴は、各チームのテーマがそれぞれ違い、友達、ホラー、探偵もの、手話、友人関係などの作品ができました。また、「会話劇」という新しい映画の形も観ることができました。
また、今年は午前中に活動10周年企画として中高生が春休みに撮影した「玄冬」も公開され、中高生の心の揺れを見事に表現した映画を観ることができました。製作者10名と出演者30名の中高生たちが、池田監督をはじめとするプロの講師とともに、皆で力を合わせ撮影した作品には、会場から大きな拍手が送られました。
これまで12年の活動で、最初は小学生だったこどもたちが中高生になり、技術だけでなくチームワークも成長させた成果を観ることができ、1年間の活動としては7日間のみになりますが、それが継続されることで、大きな変化を生み出すことを実感しました。
これまで、「映画をつくろう!」に関わってくださった皆様に感謝し、13年目からの活動に繋げていきたいと思います。
尚、映画をつくろう!2023の作品は後日、月見の里学遊館公式YouTubeサイトへアップしますので、しばらくお待ちください。
玄冬についても、皆さまへ改めて公開できるよう決まりましたら、ホームページにてご案内させていただきます。
主な事業・団体紹介|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
★過去の作品
2023.10.13
月見の里室内楽アカデミー、マスターコースは8月24日のファイナルコンサートをもって、4日間の日程を終了しました。
受講生と講師の先生方は、学べること、一緒に音楽を作り上げることの喜びを感じていらっしゃいました。
特に、ゲッツ・ハルトマン先生とローズマリー・ケラー先生は、ドイツからコロナ禍以来4年ぶりの来日となり、再会を喜び合いました。
レッスンでは、単なる技量アップの観点にとどまらず、どんな風に音楽を作っていき、どう皆さんに届けるのかに心を向けることなど、1人の演奏では学べないたくさんの発見があったものと思います。
最終日には、レッスンの集大成としてのマスターコースのファイナルコンサートを開催しました。
今年はうさぎホールが改修中で使えませんでしたが、ある意味、より音楽を身近で感じられる温かみのあるコンサートになりました。受講生と講師の皆さんが一緒に作り上げる音楽を十分にお楽しみいただけたものと思います。
2023.08.28
9月~12月の休館中は、窓口対応をしておりませんが、
チケット予約やワークショップ予約は電話・メールで受付できます。
(一部イベントは、ウェブサイト上の申込フォームもあります。)
電話: 0538-49-3400(受付時間:午前9時~午後5時)
メール:info@tsukiminosato.com
なお、木曜日及び年末年始(12/28~1/4)は休業日で電話対応はしておりません。
ご了承ください。
ご不便をおかけしますが、ご理解をよろしくお願いいたします。
2023.09.01
月見の里学遊館開館20周年を記念して始動した「市民音楽劇プロジェクト」が第2期演技参加者を募集し、5月末から活動を始めました。2回目の本番となる音楽劇「月のうさぎ」公演開催は令和7年度を予定しています。
6月には、5月に先生が読んでくださった紙芝居を参考にして、チームに分かれ、紙芝居の朗読を練習し、みんなの前で発表するワークショップを行いました。効果音を入れたり、抑揚をつけたり、どのチームも工夫をして発表していました。
7月1日には、初めてこのメンバーで台本を読んでみましたが、新しいメンバーがいるにも関わらず、最初とは思えないほど、しっかりと読むことができました。
7月22日は、1年半ぶりにミュージカル俳優の綿引さんをお招きし、演技チームとこうさぎ合唱団でワークショップを行いました。テーマソングの「耳をしまして」の歌詞を読みながら、それぞれの歌詞はどんな色のイメージか考えたり、チームに分かれて、チームのメンバーに「耳をすまして~」と歌いながら、メンバーの誰かにジェスチャーでボールを受け渡すことで、ただ歌うのではなく、相手に音を届けることを意識することを学びました。最後に、全員で肩を組んで歌うと、メンバーの声がよく聞こえ、みんなで心を合わせて歌っていることを感じることができました。今回もこどもたちにとって、大きな学びのあるワークショップとなりました。
7月29日は、演技チームでダンスの練習を行いました。普段からダンスを習っているこどもたちもいて、新しい振り付けもあっという間に覚えることができました。
8月はワークショップもお休みでしたが、2月に音楽劇の音楽に焦点を当てたコンサートを開催することになり、9月からは本格的にそのコンサートに向けて練習します。2月のコンサートも、どうぞお楽しみに。
月見の里音楽劇プロジェクト|イベントガイド|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
助成:一般財団法人 地域創造
★第一期の開館20周年記念 市民音楽劇プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください↓
市民音楽劇プロジェクト について|お知らせ|袋井市月見の里学遊館 オフィシャルサイト (tsukiminosato.com)
2023.08.28
月見の里室内楽アカデミー ジュニアコースは8月20日のファイナルコンサートの開催をもちまして終了しました。
今年の参加者は10名と少ない受講生の演奏でしたが、緊張の中にも三日間のレッスンの成果を発揮され、熱のこもった演奏を披露しました。
コンサートの終了後には修了式を行い、受講生一人ひとりに修了証とレッスンを担当された先生方からの愛のこもったメッセージカードをお渡しし、全員で記念撮影を行いました。
受講された生徒さんをはじめとして、付き添われた保護者の皆様、講師・共演の先生方、ご多忙の中レッスンの聴講やコンサートにお越しいただいた皆様方、本当にありがとうございました。
2023.08.27
今年も月見の里室内楽アカデミーサキソフォンの須川コースが、8月14日より始まり、県内外から集まった受講生が、演奏に更に磨きをかけようとレッスンに励みました。
16日にはファイナルコンサートを開催し、受講生の皆さんがレッスンの成果を発表されました。
これだけの人数のアンサンブルを聴けることは珍しく、今年も須川先生、戸村先生、受講生の皆さんの素晴らしい共演に心を動かされました。
アカデミーで学んだことを、受講生の皆さんがそれぞれの場所で活かし、更にご活躍されることをお祈りしています。
また、今回も熱心にご指導くださった須川先生、戸村先生に感謝申し上げます。
2023.08.16
7月27日から始まりました「映画をつくろう!」のワークショップが無事に終了しました。
今年は小1~中2までのこどもたち45人が集まり、4日間かけてチームに分かれ、作品を撮りました。
Bコースは3年ぶりに三川小学校で撮影を行い、月見の里学遊館とは違ったシチュエーションで撮影をすることができました。夏休み中にも関わらず、快くお貸しくださった三川小学校に感謝申し上げます。
また、猛暑の中で体調管理が厳しい中、看護やボランティアの方々のサポートにより無事に終了することができました。
池田監督をはじめとする講師陣の皆さんには、今年も熱心にこどもたちに関わっていただきました。
たくさんの方々のサポートで、こどもたちはのびのびと活動することができました。有難うございました。
上映会は10月9日にメロープラザで開催しますので、こどもたちのアイデアが詰まった作品を、ぜひ、ご覧ください。
2023.08.07
【映画をつくろう!】
7月27日から今年も袋井市出身の池田千尋監督とこどもたちの映画をつくるワークショップが始まりました。
昨日で小1から小4までのAコースの撮影が終了し、今日から三川小学校にて小5〜中3までのBコースの撮影が始まりました。月見の里学遊館を出ての撮影は3年振りです。
猛暑の中ですが、こどもたちは元気にアイデアを出しながら映画づくりに挑戦しています。
今年もこどもたちのアイデアいっぱいつまった映画を楽しみにお待ちください!
詳細はfacebookをご覧ください。
https://www.facebook.com/tsukiminosato2014
2023.07.31
これまでDVDを販売していた「映画をつくろう!」の完成作品ですが、今後は月見の里学遊館の公式YouTubeにて配信していきます。
大変お待たせしましたが、2022年と2021年の完成作品を月見の里学遊館YouTube公式サイトへアップしましたので、ぜひ、こどもたちが夏の4日間で撮影した映画をご覧ください。
また、今年も7月27日から「映画をつくろう!」のワークショップを開催します。上映会は10月に袋井市内の施設にて開催予定ですので、詳細が決まり次第、ご案内させていただきます。
2023.07.25
6月4日(日)にモルゴーア・クァルテットコンサートを開催しました。
第一ヴァイオリンに荒井英治さん(元東京フィル ソロコンサートマスター)、第二ヴァイオリンに戸澤哲夫さん(東京シティ・フィル コンサートマスター)、ヴィオラに小野富士さん(元NHK交響楽団次席ヴィオラ奏者)、チェロに藤森亮一さん(NHK交響楽団 首席チェロ奏者)をお迎えし、前半はハイドン、ショスタコーヴィチのクラシック演奏、後半はプログレッシブロックの「キング・クリムゾン」「ピンクフロイド」などの名曲をメンバーの荒井さんが編曲され、迫真の演奏を披露されました。
弦楽器で奏でられたプログレッシブロックの名曲は、アナログの楽器で奏でられているにも関わらず、時に電子音のような音色に聴こえたり、激しさの中にメロディアスな部分もあり、弦楽器の新しい世界を見ることができました。演奏される皆さんも、一般的なクラシックコンサートでは見ることができない熱演で、体を前後に大きく動かされ、リズムを刻んでいました。会場の半分以上のお客様はプログレッシブロックを初めて聴かれた方だったと思いますが、素晴らしい音楽は誰にでも伝わるということが証明されたコンサートで、日本屈指のメンバーが奏でる新しい世界に会場全体が惹き込まれていました。そして、何より、プログレッシブロックを愛するモルゴーア・クァルテットの皆さんの情熱が伝わってくる演奏でした。
また、モルゴーア・クァルテットの荒井さんからは、コンサート中のトークで「音響の素晴らしいホールです」と、うさぎホールをご紹介いただきました。コンサート中に奏でられた本当に小さな音色まで届けることができる、このホールならではの演奏を聴くことができました。
本コンサートは三井住友海上文化財団様の助成により、特別料金にて開催することができました。改めて御礼申し上げます。
そして、当日は、完売となりたくさんのお客様にご来場いただき、有難うございました。
2023.06.09